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ウガチャカ日記、ヘイヘイヘイ日記

辺境の地からあなたへ

火曜の深夜・ミッドナイトウガチャカヘイヘイヘイ(私を構成する9枚について)

トピック「私を構成する9枚」について

 

こんばんは。最近、巷で流行っている「私を構成する9枚」を作ってみたウガチャカベイビーです。皆さんいかがお過ごしですか?

そんな私を構成する9枚がこちら

ドン!!

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本当はもっと入れたいんだけど、巷が9枚だというんだから仕方がない。

漏れたものは、あっさりと入れるのを諦めました。(越路吹雪とか鉄拳2とか)

せっかく作ったんだから、簡単にこの場を借りて解説したいと思います。キャ、緊張!

 

まず左上のこれは、ファイナルファンタジーVIIIのサウンドトラック(1999)です。FFシリーズの中では賛否ありますが、私にとっては初めてRPGに触れた作品であり、初めて一人でちゃんとクリアしたゲームでもあります。それだけ思い入れのある作品だけあって、BGMへの思い入れも大きく、主題歌はもちろん、作中BGMにも沢山好きな曲があります。ちなみに主題歌の「Eyes On Me」を歌っているのは、「恋する惑星」などでおなじみの女優フェイ・ウォンです。

特にお気に入りの曲はディスク2の16曲目「Fragments of Memories」。

 

その隣、一番上の真ん中は矢野顕子のデビューアルバム「JAPANESE GIRL」(1976)。

矢野顕子と言えばエハラマサヒロのモノマネくらいしか知らなくて、CMの歌の人というイメージしかなかった私がジャケットがカッコよくて聴いてみたら鳥肌が立ってしまって、それからは欠かすことのできない一枚になりました。前半は、リトル・フィートのメンバーとのセッションで、後半は細野晴臣はじめティン・パン・アレーのメンバーやあがた森魚など日本国内のメンバーが参加したサウンドといった構成になっているのだけれど、アルバムを通して聴いた時の連れて行かれる感がすごくて、どこかに行ってしまいたい時にかならず聴くアルバムの一つです。特に最後の「ふなまち唄Part1」の、ねぶたの掛け声と笛の音で終わっていく雰囲気が好きです。

 

その隣の一番右上にあるのは、trfの「WORLD GROOVE」(1994)。

実は幼稚園時代、好きだったアーティストがTRFだったのです。

その中でも異様な雰囲気があってずっと記憶に残っていたアルバムがこの「WORLD GROOVE」でした。エキゾチックなサウンドが好きなのは、このアルバムを聴いたことと、小さい頃母に連れられてよく雑貨屋さんに行ったことがきっかけだったのかもしれません。Interlude的に何度か挟まれるメロディーと東南アジアや沖縄などのイメージを思わせるサウンドが、小さい頃の記憶として耳に残っていて、懐かしい気分と、アジアンなムードがワクワクした気分にもさせてくれます。

 

 

その下の、目を引くジャケットは細野晴臣&イエロー・マジック・バンドの「はらいそ」(1978)。

YMOの原点となったとも言えるこのアルバムは、私の中のエキゾチックごった煮サウンド(チャンキー・ミュージック)好きを決定づけた一枚です。

その頃、私はMartin Dennyという50年代に活躍したエキゾチックサウンドの第一人者とも言えるミュージシャンにはまっており、その辺の音楽を調べるうちに細野晴臣氏にたどり着いたのです。そして50年代からさらに進化させたエキゾチカを70年代にやっていた細野さんがすっかり好きになってしまいました。

この「はらいそ」では、その様々な民族のエキゾチックな要素を鍋にぶち込んでグツグツ煮込んだような、本当の「ごった煮サウンド」を心行くまで楽しむことができます。でもトロピカル三部作(はらいそを含む70年代にリリースしたエキゾチックな三枚のアルバム)はどれも欠かせない音楽で、全部を入れたいくらいに好きです。

 

そのお隣、真ん中に鎮座ましましているのは椎名林檎の三枚目「加爾基 精液 栗ノ花」(2003)です。言わずと知れた怪作。私が初めて聴いたどこかに連れて行かれるようなアルバムでした。そして、こんなにCDが円盤であることを意識させるアルバムは中々ないと思います。

元々、椎名林檎さんのことはそんなに聴いたこともなく、りんごのうたの人、くらいのイメージだった中学生の私は、原作の安野モヨコさんが好きだったので映画「さくらん」を観ました。その音楽に惹かれて、サウンドトラック的なアルバム「平成風俗」で椎名林檎の音楽を聴くようになりました。そのアルバムの収録曲の多くが三枚目アルバムに収録されている曲のセルフカバーだと知って、あまり内容も知らずに「加爾基 精液 栗ノ花」を聴きました。そしてこのアルバムのコンセプチュアルさ、様々な楽器の音が構築されていく美しさ、そしてそこら中に漂う生と死の香りに引きずり込まれてしまったのです。

多感な時期にこのアルバムに触れたことは、私の中で大きなターニングポイントだったと思います。

 

その左隣にあるのは、ゲルニカの「新世紀への運河」(1988)。

正直、他のアルバム、特にファーストアルバム「改造への躍動」(1982)とすごく迷ったのですが、このアルバムに落ち着きました。でも全部入れたいくらいゲルニカも構成要素として大きいと思います。戸川純ソロも好きだけど、私を構成しているものという観点から言えばゲルニカの方がはるかに大きいと思います。一貫した戦前、戦中的雰囲気のコンセプトで、繊細かつ大胆な音とボーカル。前面に押し出さないからこそ垣間見える狂気が美しいと思います。最後の曲「絶海」の、世界の果てに連れて行かれる感じが最高です(私はいつでもどこかへ連れて行かれたいのか)。

 

その下の真っ黒いのはAmy Winehouseの「Back To Black」です。

高校生の頃、私はAretha FranklinやThe Supremesなど山下達郎のラジオでかかっていそうな音楽にすごくハマっていました。元々は、60年代のファッションが好きになり、そこからその時代の音楽へ派生して行ったのだったと思います。そんな中、現代(2007年くらい)の洋楽もまた同じように好きだった私は、60年代的雰囲気を取り入れたAmyの音楽にも当たり前にハマったのでした。27歳という若さで(しかしロックスターが死ぬのには最適とされる年齢で)この世を去った時私はまだ10代で、高校生の頃から好きだったアーティストが亡くなったことがとてもとてもショックでした(でも彼女はどこへ行こうといろんな意味でハッピーに過ごしていることでしょう!)。そんな衝撃も与えつつ、このアルバムも私の世界に欠かせないものになったのでした。

 

その隣、一番下の真ん中は、Minnie Ripertonの「Perfect Angel」(1974)。

ミニーのアルバムも全部入れたいくらいなくてはならない存在です。特に、「Adventures In Paradise」(1975)とはすごく迷いました。でも初めて買ったミニーのアルバムがこれだったのでやっぱりこちらを入れることにしました。このアルバムは、デビュー前からミニーのファンだったスティービーワンダーが、レコード会社の関係で名前を伏せてプロデュースしているんだそう。

Lovin'youは言わずと知れた名曲なのでどなたも聴いたことがあるはずだけど、私はこのアルバムでも最後の曲「Our Lives」が一番好きです。私は、どんなものでも最後が好きなのかもしれません。1日の終わり、パーティの終わり、仕事の終わり、休みの日の終わり、いろんな終わりにある悲しさと、寂しさと、希望にたまらなく惹かれます。特にこのアルバムの終わりのこの曲は、そんな切なくてでも前向きな終わりを表しているようで、お気に入りです。

 

そして一番右下の9枚目はstillichimiyaの「死んだらどうなる」(2014)です。

唯一の、現代のアルバムといえるでしょうか?他のアルバムは全て10年以上前の作品である中、このアルバムはとても新しく感じます(でももう2年前の作品なのか!)。

私が今一番好きなアーティストは誰かと聞かれれば必ず答えているのがstillichimiyaです。今までそんなにJ-HIPHOPを聴かなかったのだけど、なぜか一気にハマってしまったのです。なんとも言い難い、今まで思っていたHIP-HOPのイメージとはまた違うHIP-HOPがあったのです。

きっかけは、文通友達が勧めてくれたことでした。この文通友達は、私に定期的に素敵な音楽を教えてくれるのですが、その中の一つがstillichimiyaの音楽でした。思わず「めっちゃええやん」と思いました(矛盾していますね)。

アルバムタイトル「死んだらどうなる」がテーマになっている「Hell Train」です。生と死がテーマになっているけれど、なんだか怖くなくて、楽しい気分にさえなってしまう感じがお気に入りです。

これからstillichimiya、そして彼らそれぞれの活動から目が離せなくなってしまっています。

 

せっかく作ったから9枚の作品を自分なりに解説してみようと思い立って書いてみましたが、解説にはあまりなりませんでしたね......でも、こうやって書いてみることでどんな風に自分を構成する9枚なのか、少しですが理解できた気がしました。最後までお読みくださってありがとうございました。

 

今日の日記(ミッドナイト・スペシヤル版)

 

日産グループCM(ムットーニ)
絶海/ゲルニカ
Robinson Crusoe/Art of Noise
Just Friends/Amy Winehouse
Eyes On Me/Faye Wong 
Silver and Gold Dance/TRF
おくぐり/おみゆきCHANNEL
ふなまち唄パート1/矢野顕子
ファム・ファタール〜妖婦/細野晴臣&イエロー・マジック・バンド
迷彩/椎名林檎
Our Lives/Minnie Riperton

 

よい夢を。よい音楽を......。お休みなさい。